特殊メンテナンス一覧
Maintenance Service原子力発電所の高線量下に設置されたバルブでは、分解点検作業時の被ばく量が高く、作業員の線量管理・作業工程管理が容易ではありません。
作業時の被ばく量を抑えることができれば、効率的に作業を実施することが可能になります。
作業時の被ばく量を抑えることができれば、効率的に作業を実施することが可能になります。
弁の化学除染により、作業時の被ばく低減を実現
概 要
バルブ内面(弁箱上部・弁蓋+弁体)に化学除染剤を循環させることで、内表面に付着した放射性物質を取り除きます。(DF値20)化学除染ループに除染容器を配置することで、汚染工具や廃棄部品の除染を同時に行うことも可能です。
除染時間
約3日間
弁化学除染イメージ図
弁体除染効果
部位 | 除染前(mSv/h) | 除染後(mSv/h) |
---|---|---|
ステライト部 | 45.0 | 0.8 |
中心部 | 25.0 | 0.6 |
※当社実績例
化学除染前 弁体VT
化学除染後 弁体VT